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映画「ガザの美容室」

こんにちは!kakaraです。

最近観た映画

「ガザの美容室」

2015年、パレスチナ、フランス、カタールの作品です。

今まさに問題となっているイスラエルとパレスチナ。

舞台となっているのは、ガザ地区にある美容室の日常です。

外では男性たちが銃を持って歩いていて不穏な空気。

そんな中でも美容室にはたくさんの女性たちが、髪をセットしたり、ネイルや脱毛、メイクをするために椅子に座って待っている。その間にも、途中停電になったりで、なかなか仕事が進まない(ように見える)。外に出たいという子どもは絶対にそれを許されないし、扉を開けるときは緊張感が溢れます。

女性たちが待ち時間に会話している中、映画の後半から外で銃撃戦が始まる、という流れです。

ポスターには、たわいもないおしゃべり、とあるけれど、私には女性たちの日常会話の一言一言が全て、国を超えて、世界中が抱えている今の現実や、問題の問いかけに聞こえました。

そして外での爆発音が大きくなると同時に、美容室の中でも女性客同士の取っ組み合いの喧嘩が始まり、店主が「これじゃあ外の男たちと同じじゃないの!!」と叫んだ一言も心にグサッと刺さりました。

環境や建物、人の命の破壊が日常となっている世界。どうしたら止まるのでしょうか・・。

この映画も日常の一コマを描いた作品。

私はどうするのか。問いかけ続け、そして考え続けようと思います。

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